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質問の前に....
基本的に教育者としての責務から、全ての質問に回答していますが、名前を書かない方、楽器年数(及び、年齢)を書かない質問者は、フィッシングと見なして回答しないことにしました(註:本と関係ない質問には答えられません)。住んでいる地域や名前や年齢もない場合、メールを受け取った側は、かなり不愉快ですし、不可解です。
最低限のマナーとして、答える側の立場に立って、ベストな私信を心がけるようにお願いします。どうしても返答を求める場合、文章が下手でも構いませんので、あなた自身の立場がイメージしやすいようにお願いします。アメリカ国内では大学の専攻と住んでいる州、楽器歴を書くのが常識です。あなたも外国や見知らぬ土地で道を聞く場合、相手の服装や容姿で判断し、
尚且つ、自分の言葉遣いを気をつけますよね?それと同じです。
アメリカのジャズ教育者の多くにも問題がありますが、日本のジャズ活字や教育者も世界的な視野から見て、かなりヒドイというのが私見です。日本でジャズ関連の本を出している人が、最低でも
Musicology
などを専攻して学位と、学術専門誌で論文を書いていれば、これほどヒドイ本や雑誌が日本の本屋に並ぶこともないでしょう。大学での講義をまとめたという本もアメリカでは通用しない
guesswork (当てずっぽう)に基づく低俗なものです。そういう書物を読んでいる非常識な人が質問してくるので大変困っているのが現状です。専門家でもない人が本を書けるのは元編集長や元プロデューサーの肩書きがあるからです。日本の本屋で売っているジャズ関連の書籍は、アマチュアが書いた(楽器の弾けない)ジャズ愛好家達の座談会議事録程度に思ってください(註:日本特有のLPジャケットが載っているディスコグラフィーなどは例外で、音源を探す際に大変、参考になると思います。注意して欲しいのは幼稚な感想文がついていないものを意味していて、収録曲、録音日、セッションメンバーが記載されているものです。くだらない文章で説明する海賊盤や希少盤を聴け......
みたいなのは害毒です)。
全てに優先するアドバイスがあるとすれば「日本で売っているデタラメなジャズ本は読まない」方が、アメリカで(商業的には難しいですが)内容的に成功します。ちょっとしたジャズの話、エピソード、理論でも偏見や間違いを洗脳的に植えつけられるとアメリカ人との会話でも失敗します。私も渡米した際は、日本で読んだ間違った情報から自分を解き放つのに苦労しました。
渡米する気があるならば、アメリカで認められている本やその翻訳本のみで勉強するのを推薦します。英語の原書はインターネットの普及で入手がしやすくなりました。英語のままで勉強すれば、アメリカに来た際も、ミュージシャンや教員と話が通じるというメリットもあります。原書入手に苦労した私の時代と比べると現在は夢のようです(例えば、90年代に何度も紀伊国屋の洋書係に注文しても入手できなかったメシアンの本もアメリカに来て初めて入手できましたが、今はすぐネット注文できます)。好きなことを英語で勉強すると教科書のつまらない英語長文読解よりも面白いはずです。
育ったのは東京ですし、生粋の日本人ですがアメリカのジャズ研究の中枢に入って*アメリカの*教育現状を改善しようとしています(ですので、出版物も学術的な内容になっています)。ジャズの本場はアメリカですので、定員割れを防ぐのに必死な大学や勉強しない学生が多く存在する日本を最優先には考えていません。はっきり言って、一番嫌いなタイプの人間は日本のジャズ分野に多いです(実績や内容もないのに、あたかも全てが分かっているが如く振る舞い知ったかぶる連中です)。ジャズはアメリカが本場なのですが......
よくわかりません。そういう方々と同じ分野で働く気も全くありませんし、一緒に考えられても迷惑です。
また、返信を受け取った際も、自分のブログに添付したり、他人に転送したりする二次使用を慎しめる方のみ質問してください。
以下、FAQ(よくある質問集)です。
Q: The Complete Thesaurus
of Musical Scales の日本語版について教えてください。
A:
日本語版は、ドレミ楽譜出版社より刊行されています。Symmetrical
Scales for Jazz Improvisation
と Pentatonicism
in Jazz は、Thesaurus をどう活用するか?という質問への答えとして執筆した
姉妹書です。
Q: Lexicon of Geometric Pattern for Jazz Improvisation の日本語版の販売予定について教えてください。
A:
アメリカ国内で数年試してから日本語版と考えています。内容を微調整していく方針です。他にも、採譜集を含めたメソッド関連を数冊出版予定です。ご期待ください。
Q: インターネットでレッスンしてくださいませんか?
A: 色々な仕事と出版予定がありますので、現在行っていません。自分自身のリサーチ研究も常日頃行っています(但し、ニューヨーク在住の方で、熱意のある方には有料でお教えします。ジャズにも自己向上にも熱心でない方と付き合う時間はありません)。
Q: スケールの使い方を教えてください。
A: 基本的に The Complete Thesaurus of Musical Scales
はノン・ダイアトニックな領域までカバーする内容ですので、ダイアトニックな楽曲には、おおよそ、そぐわないです。ペダルポイントや一定のベースパターンがリピートする楽曲で色彩的な独自の使用法を確立し、個性を発揮するのが教育上の指針です。Lexicon
of Geometric Pattern for Jazz
Improvisation で基本的な説明をしています。今後の出版物でも詳しく説明する予定です。
Q: チャーリーパーカーの教則本 Yardbird Originals
はどこで買えますか?The
Bird Bookとの違いは?
A:唯一の購入の手段は、チャールズ・コーリンにメールやファックスで問い合わせるしかありません。本の内容はチャーリーパーカーが死の直前に契約した教則本で、アメリカでも古い年代のジャズプレイヤーを除いて、一般的に知られていません。オリジナルは入手するのが困難ですし、見つけても間違いが多いです。オリジナルに関する情報は> ここをクリック
復刻本に関する問い合わせは、チャールズ・コーリンに直接お願いします。ホームページ http://www.charlescolin.com/ です。CC1641 Charlie Parker Yardbird
Originals と書いて問い合わせてみてください。
未発表曲なども収録されていますが、Yardbird Originals
よりも、シートミュージックとして利用度の高いハル・レオナード社刊行のThe
Bird Book (The Charlie Parker Real Book)
を推薦します。
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